消費者庁は17日、2016年度の特定保健用食品(トクホ)の買上調査結果で、調査対象となった7製品(6社)のうち、2製品で関与成分の含有量が規格値に満たなかったと発表した。
関与成分量が不足していた製品は、(株)佐藤園の『ドゥファイバー 粉末スティックス』(関与成分:グアーガム分解物)と『緑の促茶』(同)。『ドゥファイバー 粉末スティックス』の販売元は大正製薬(株)で、両社は現在、該当製品の自主回収を実施している。
消費者庁は16年9月27日時点で販売しているトクホ製品から、調査対象として7製品を買い上げ、許可申請に記載された方法で分析試験を実施。5製品には関与成分の量が適切に含有されていたが、2製品には記載通りに含有されていなかった。