最新FF14も“高品質”設定で快適!12万円台のお買い得ゲーミングノートPC

文●加藤勝明 編集●ジサトラ ハッチ

提供: マウスコンピューター

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基本性能をチェック

 ではそろそろ性能のチェックに入りたいが、今回は比較機としてCPUとGPUがそれぞれ1世代前のモデル「MB-K670XN-SH2」を準備した。つまりCPUがインテル第7世代Core i7-7700HQ対インテル第6世代Core i7-6700HQ、GPUがGeForce GTX 1050対GeForce GTX 950Mという対決になる。CPU性能は微増だが、GPUはMaxwell世代からPascal世代に更新されたことで、かなりのパワーアップが期待できる。

 まずはCPUの性能をみるために「CINEBENCH R15」を使ってみた。

 シングル・マルチスレッドともにおおよそ2割程度のスコアーアップとなった。4コア8スレッドのCPUなのでゲームはもちろん動画エンコードや写真編集など、いかなるシチュエーションにおいても高い性能が期待できる。

 続いてはグラフィック性能を「3DMark」で確認したい。テストは軽い方から“Sky Diver”“Fire Strike”の2つを使用した。

 GTX 1080を搭載したハイエンド級のゲーミングPCともなればFire Strikeのスコアーが1万ポイントを軽々と超えるが、本機はゲーミング用としては入門用ともいえるGTX 1050。そのためFire Strikeのスコアーも5000ポイント台というかなり控えめな結果が出た。だが1世代前(GTX 950M)のゲーミングノートと比べると、負荷の高いFire Stikeでは6割ものスコアー向上になっている。CPUの性能アップもスコアー向上に貢献しているが、一番の貢献はPascal世代のGTX 1050のパワーによるものだ。

 基本性能チェックのシメとして、NEXTGEAR-NOTE i5320SA1のストレージ性能を「CrystalDiskMark」で計測してみた。読み書き性能が毎秒550MBあたりで頭打ちになる標準的なSATA接続のSSDなので旧機種との比較は実施しない。

NEXTGEAR-NOTE i5320SA1に搭載されたSSDの読み書き性能