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CENTRIC、コールセンターにAI活用の感情解析システム導入

2017年05月17日 08時41分更新

記事提供:通販通信

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CENTRIC(株)はこのほど、AIを活用した感情解析システムで利用者の声に関するデータを蓄積・分析する次世代コールセンター『サービスサイエンスラボ』(熊本市)を開設し、営業を開始した。

感情解析システムで感情の起伏を把握

 同センターで活用される感情解析システムは、イスラエルのNemesysco社の国内正規代理店・ログイット(株)の『LVAS-CC(エルバスシーシー)』を採用したもの。コールセンター業務に対応したアプリケーション開発は(株)HELIX MOTIONが行った。

 感情解析システムは、顧客の声からの感情の起伏を的確に読み取り、そのパターンなどを客観的に蓄積。これにより、蓄積データを用いて品質管理コストの効率化を図る、顧客の離反データもとに離反対策を立てる、購買データを売り上げ向上に生かす、などが可能となる。

 人的対応が主流のコールセンターでは、業務品質の維持向上が大きな課題となっているが、同センターでは感情解析システム『LVAS-CC』を用いることで、正社員比率を60%以上に設定するなど、働き方改革や業務改善にも役立てている。

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