(株)ジャストシステムが11日発表した「Eコーマース&アプリコマース月次定点調査」によると、「Amazon.co.jp」がECサイト利用率・アプリの利用率・有料会員加入率でトップになった。
「ZOZOTOWN」はアプリがECサイト利用率を上回る
同調査は、ジャストシステムのネットリサーチサービス「Fastask」を利用したネット調査で、15~69歳の男女1100人が対象。調査期間は4月28~30日。
同調査によると、過去1年で利用したことがあるECサイトは、1位が「Amazon」(76.6%)、2位が「楽天市場」(69%)、3位が「Yahoo!ショッピング」(41.7%)、4位が「ヨドバシカメラドットコム」(19.9%)、5位が「ZOZOTOWN」(12.7%)となった。
過去1年間のECアプリ利用率は、1位が「Amazon」で62.9%、2位が「楽天市場」で57%、3位が「Yahoo!ショッピング」で37.8%、4位が「ヨドバシドットコム」で17.9%、5位が「ZOZOTOWN」で14.4%となり、順位はECサイトの利用率と同じだった。ECアプリがECサイトの利用率を上回ったのは、「ZOZOTOWN」だけだった。
有料会員の加入率は、1位が「Amazonプライム会員」で29.8%、2位は「ヤフー・プレミアム会員」で24.5%、3位は「楽天・プレミアム会員」で19.7%、4位が「ヨドバシ・プレミアム会員」で10%、5位が「ZOZOプレミアム・ZOZOプラチナ会員」で6.2%となった。有料会員では、Yahoo!ショッピングが楽天を上回った。
有料会員サービスのうち、最も頻繁に利用するサービスは、1位が「Amazonプライム会員」(46.3%)、2位が「ヤフー・プレミアム会員」(23.6%)、3位が「楽天・プレミアム会員」(19.7%)、4位が「ヨドバシ・プレミアム会員」(7.4%)、5位が「ZOZOプレミアム・ZOZOプラチナ会員」(2.9%)だった。