オイシックス(株)は11日、日本交通(株)とその子会社JapanTaxi(株)など14社が実施する「陣痛タクシープロジェクト」に参画し、妊婦へ無料で配布する「マタニティギフト」に商品を提供すると発表した。
時短献立キット・野菜ジュースを提供
「陣痛タクシー」は、日本交通が中心となり2012年5月から始めた妊婦向けのサービス。事前に送迎場所、掛かりつけ病院、出産予定日などを登録することで、通院時や陣痛時にタクシーを簡単に呼ぶことができる。オイシックスでは、プロジェクト第一弾となる新サービス「マタニティギフト」に参加。食を通じてこの取り組みを支援する。
「マタニティギフト」は、フィンランド政府が妊婦に無料配布する「マタニティボックス」をヒントに考案されたもので、オムツ・全身シャンプー・哺乳瓶などの出産や子育てに役立つグッズ、食品宅配・教育サービス・家事代行サービスの案内、緊急連絡先や子どもの事故防止情報などをまとめたファイルをオリジナルボックスに梱包し、「陣痛タクシー」登録者へ無料配布する。同サービスの開始は6月1日から。提供エリアは東京都内23区と東京都武蔵野市・三鷹市。
主菜・副菜の2品が20分で作れる時短献立キット『Kit Oisix/ジューシーそぼろ&野菜のビビンバ』、トマト・にんじんなど15種類の野菜で作られた野菜ジュース『Vegeel(ベジール)』の2点を提供する。