コマースリンク(株)は9日、データフィード最適化サービス『DFO』とサイジニア(株)の人工知能ファッションアプリ『PASHALY(パシャリィ)』をシステム連携し、『PASHALY』の商品データ作成サービスとして提供を開始した。
『DFO』導入で『PASHALY』の開発費用を削減
今回の連携で、『PASHALY』を導入する企業は、『DFO』がフィードした商品データを『PASHALY』に利用できるようになった。
『PASHALY』は、消費者が「欲しい」「かわいい」と思ったアイテムの写真をアプリにアップロードするだけで、購入可能なECサイトが見つかる人工知能技術(AI)を利用したファッションアプリ。写真をもとにデザインや素材などが似ているアイテムを自動で検索するため、商品名が分からなくても欲しいアイテムが購入できる。
『DFO』は、媒体・サービス各社の仕様に準拠した商品データを作成するサービスで、クライアントのサイトに掲載されている情報の中から商品情報を自動で抽出して商品データを作成。さらにサイトクローリングで商品データを毎日回収、価格や在庫状況などをチェックすることにより、商品情報を常に最新の状態に維持できる。
『PASHALY』の運用に際しては、自社システムからの商品データ抽出、規定の仕様に沿った商品データの作成、既存システムと商品データの連携、最新の状態への更新作業などが必要となっていた。『DFO』の導入により、これらのシステム開発が不要となり、導入期間の短縮、コスト削減を実現した。