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本・CD・DVD専用のフリマアプリ「メルカリ カウル」がオープン

2017年05月10日 00時45分更新

記事提供:通販通信

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(株)メルカリのグループ会社(株)ソウゾウは8日、本・CD・DVD・ブルーレイの取引に特化したスマートフォンアプリ「メルカリ カウル」(iOS版)のサービスを開始した。Android版は6月に開始予定。

バーコードの読み取りだけで簡単出品

 「メルカリ カウル」は、本やCD・DVDなどのバーコードを読み取るだけでタイトル・著者・アーティスト名などが自動入力されるため、簡単に出品ができる。過去の取引傾向から、売れやすい販売価格が自動で提案されるため、価格設定の悩みも解消。アプリ内の購入履歴からも出品でき、読み終わった本をすぐに売ることもできる。

 日本最大のフリマアプリ「メルカリ」とも連携しており、「メルカリ カウル」で出品すると、「メルカリ」にも同時出品される。取引の際に「らくらくメルカリ便」を選択すれば、互いの住所や名前を知らずに取引できる匿名配送が利用できる。

 ユーザーは、商品一覧画面で出品商品の最安値がわかり、「いいね」ボタンを押した商品の最安値が更新されると、プッシュ通知による知らせを受け取ることができる。

 また、オープンを記念し、同アプリで本やCDなどを出品すると、商品1点につき20~40円分のメルカリポイントを付与するキャンペーンをスタートした。キャンペーンの開催期間は8日から31日まで。

専用カテゴリのアプリ化で取引活性化へ

 メルカリでは1日間で100万点以上の商品が出品され、月間流通額は100億円以上に上る。このうち本・CD・DVD・ブルーレイなどを含む「エンタメ・ホビー」カテゴリの取引は全体の22%を占めている。このため、特定のカテゴリに特化した専用アプリを提供することで、利便性を向上し、活発な取引につなげる。今後は、中古商品だけでなく、新品の販売も開始する予定。

 同社は地域コミュ二ティアプリ「メルカリ アッテ」のiOS版を2016年3月に、Android版を同7月に開始。同じ地域に住むユーザーと、不要品の売買やスキル・サービスの取引、仲間募集などが無料できることから、好評を得ていたという。

■「メルカリ カウル」

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