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ポーラ・オルビスQ1、基幹ブランド好調で営業利益2.5倍

2017年05月09日 03時10分更新

記事提供:通販通信

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 (株)ポーラ・オルビスホールディングスが1日発表した2017年12月第1四半期(1~3月)連結決算は、売上高が前年同期比13.2%増の560憶7400万円、営業利益は同148.5%増の91億2700万円、純利益は同59.8%増の57億7700万円となった。

POLAブランドが好調

 同社は今年度から新4ヶ年中期経営計画(17年~20年)を掲げ、国内での収益性向上と海外事業での黒字化、次世代の成長ブランド創出などを推進。その結果、基幹ブランドのPOLAブランドが好調で増収となり、営業利益が大幅に増加した。

 セグメント別では「ビューティケア事業」で、POLA『リンクルショットメディカルセラム』(1月1日発売のシワを改善する薬用化粧品)が国内の顧客を順調に伸ばしたほか、訪日観光客によるインバウンド需要の増加で、美容健康食品や化粧品の売上が拡大した。海外市場では中国市場を中心に売上を伸ばし、POLAブランドは前年同期を上回る売上高となった。一方、ORBISブランドは前期に行った広告宣伝費の抑制により、売上高は前年同期を下回った。

 育成ブランドではTHREE、DECENCIAブランドの売れ行きが好調だったが、昨年にFUTURELABO、pdcブランドを譲渡した影響で、育成ブランド全体としては売上高が減少した。

 海外ブランドでは、H2OPLUSブランドが米国とロシア市場で好調に推移したものの、Jurliqueブランドが豪州・米国で伸び悩んだことなどから売上高は前年同期を下回った。

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