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スタートトゥデイ増収増益、営業利益48%増…スマホ比率77%

2017年05月01日 08時12分更新

記事提供:通販通信

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(株)スタートトゥデイが28日発表した2017年3月期連結決算は、売上高が前年同期比40.4%増の763億9300万円、営業利益が同48%増の262億8400万円、純利益が同42%増の170億3500万円となった。また、商品取扱高・売上・営業利益など、すべての項目で計画比を上回った。

「ZOZOTOWN」が好調

 (株)アラタナな業績不振による減損損失などで23億6800万円の特別損失を計上したが、新規出店の増加やブランドクーポンなどのプロモーションの効率化、CRMシステムを活用したコミュニケーションの強化、後払い決済サービス「ツケ払い」の開始などで、増収増益となった。

 ZOZOTOWN事業は、商品取扱高が同40.3%増の2049億7200万円、売上高が同42.4%増の683億2200万円となった。自社ECサイトの構築・運営を受託しているBtoB事業の売上高は、同58.9%減の13億3800万円となったが、従来の事業形態からの脱却を目指し、経営方針に沿った数字となっている。フリマ事業の売上高は0円で、6月30日でサービスを終了する。その他事業のファッションメディア「WEAR」は、ユーザー数を拡大し、アプリダウンロード数は約9000万件(17年3月末時点)に上る。

 第4四半期(1~3月)のZOZOTOWN出店ショップは、受託ショップが前年同期から20店増加した947店舗となった。買取ショップは前年と変わらず7店。デバイス別出荷比率は、スマートフォンが前年同期比9.3ポイント増の77.5%、PCが同9ポイント減の22.3%となった。アクティブ会員1人あたりの年間購入金額は4万6417円、年間購入点数は10.3点だった。

 次期の見通しは、商品取扱高が前期比27.3%増の2700億円、売上高が同30.9%増の1000億円、営業利益が同21.7%増の320億円、純利益は同30.3%増の222億円と予測した。

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