ニューヨーク、ロサンゼルス、サンフランシスコなどでスタート、米国外の情報は無し
月35ドルでケーブルTV配信する「YouTube TV」が米国で開始
2017年04月06日 20時30分更新
米グーグルは現地時間4月5日、新サービス「YouTube TV」を開始したことを公式ブログで表明した。ニューヨーク、ロサンゼルス、サンフランシスコベイエリア、シカゴ、フィラデルフィアなどのメトロエリアから順次サービスを開始。費用は米国で一般的なケーブルテレビ契約の約半額という月額35ドルで、解約は自由としている。日本など他地域での導入情報は無い。
YouTube TVは米国向けのライブストリーミングテレビサービス。ABC、CBS、FOX、NBCのアメリカ4大ネットワークを含む全米ネットワークチャンネルや、地域ごとのローカルテレビ番組、NBA、MLB、NFLなどのスポーツ番組などのほか、会員限定のオリジナル番組「YouTube Red Originals」が視聴できる。BBC World Newsなどの準備局やShowtimeなどの有料局を含めると、参加ネットワークは50以上。
契約には個別レーティング設定が可能な6アカウントが含まれ、家族などと共有ができる。また、容量無制限の録画専用クラウドストレージが標準で提供され、9ヵ月の保存期間内であれば、スマートフォンやパソコン、Chromecastなどの対応デバイスでストリーミング視聴ができる。同時ストリーミングは契約ごとに3本まで。