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倶楽部のAV特集 第2回

予算1万円でも十分、高音質も高機能も選べる“鉄板イヤホン”購入ガイド

2017年04月04日 18時00分更新

文● ちゅーやん

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 本日は、ASCII倶楽部で3月10日に公開した「予算1万円でも十分、高音質も高機能も選べる“鉄板イヤホン”購入ガイド」を紹介します。


いまホットなのは1万円以下のレンジ、選択肢が豊富に

 イヤホン市場の高級化も一段落つき、2016年は品質の高さは維持しつつ、価格も比較的手ごろな製品が増えてきた印象がある。

 特にソニーをはじめとした国内大手メーカーが実売1万円前後のハイレゾ対応イヤホンを出してきたのは大きい。海外ブランドでは、さらにリーズナブルな1万円以下の製品が増えてきた。この価格帯でも一昔前では考えられないほど高音質。市場をにぎわす原動力になっている。

 1万円以下の価格であれば、お試し感覚で比較的手軽に製品を購入できる面もある。非ハイレゾの定番カナル型イヤホンをすでに所有している人でも、音色の違いを楽しんだり、気分に応じて異なるデザインを選ぶことができるのではないだろうか。

ブルートゥースなど、高付加価値製品も狙い目

 海外に比べて有線型の人気が高かった国内でも、ワイヤレスタイプの製品の注目度が高まっている。イヤホンジャックがない『iPhone 7』の登場をきっかけに、市場が盛り上がってきた。

 各社が積極的に取り組むことで、市場全体の選択肢が増えているが、価格面でも大きく下落し、5000円以下で買える製品も増えている。

 かつてのブルートゥースイヤホンは使い勝手よくても音質面での不満や遅延の多さが指摘されることもあった。しかし無線感度の向上に加え、DSPなど信号処理も進化している。音の良さでも満足いく製品が増えてきた印象だ。

 ブルートゥースタイプのトレンドとしてはもうひとつ完全分離型の登場がある。『EARIN』や『AirPods』が代表選手だが、これらは2万円前後からの比較的高級機種だった。しかし、こちらも1万円以下で買える製品が増えている。

【高根の花だった完全分離型だが】完全分離型イヤホンの定番機種と言えばAirPodsだが、便利な反面、すこし不便だった。最近では1万円以下となる、より安価な機種も登場してきているゾ。

買うために知りたい、イヤホン基礎知識

●まずは接続方法をチェック

ケーブル接続型
3.5mmのアナログ接続が定番だが、最近ではLightning端子に直結するデジタル接続タイプのイヤホンも増えてきた。若干高価になるが、iOS機器での利用が中心なら検討の価値アリ。

ワイヤレス接続型
Bluetooth接続が定番だが、装着方法やaptXやAACに対応するかなど、細かなスペックの違いにも注意したい。最近では完全分離型やノイズキャンセル付きの機種も1万円程度のレンジで登場しており、選択肢が増えている。

●より細かなスペックの違いを知る

ドライバー構成
1万円以下のレンジでは基本的にはダイナミック型ドライバーのシングル構成がほとんど。ただしBA型や複数ドライバーを内蔵する機種も存在。

密閉型・開放型
高音質にこだわるなら遮音性が高い密閉型が有利。カナル型とも呼ばれる。ただし音漏れや周囲の騒音を拾うという弱点を持つが、自然に空間が広がる感じがする開放型がいいという人もいる。

ケーブル
スマホとの連携を考えるとリモコンマイク付きの機種も要検討。リケーブル対応の機種であれば、状況によって選択の幅が広がる。


 続きは「予算1万円でも十分、高音質も高機能も選べる“鉄板イヤホン”購入ガイド」でお楽しみください。

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