ファーウェイ通信 第45回
2016年は世界で1億3900万台のスマートフォンを出荷
SIMフリースマホで最注目の存在! ファーウェイ製品の魅力の秘密をトップに聞いた
2017年04月12日 11時00分更新
SIMフリーのタブレットも好調
スマホと同じく最新技術を端末に盛り込む
――タブレットついては、ファーウェイはどういう状況だとお考えですか?
タブレットでは、2016年は国内シェア2位となっていて、Androidタブレットでは1位です。各種調査機関が公表したファーウェイのシェアは約25%で、2017年に入ってからは1月、2月とさらにこの数字が上がっています。
シェアが大きく伸びた背景には、我々がタブレットでも継続してイノベーションを起こしていることがあると思います。具体的には、スマホのフラグシップモデルに採用された技術や機能を、そのままタブレットにも注ぎ込んでいることが挙げられます。また、ファーウェイがタブレットの開発から製造までを一貫して自社で行なっていることも重要なポイントです。ODMの活用では日本のユーザーの高い要求に応えることはできないと考えます。
スマホとタブレットでは使用シーンが異なることもポイントになります。タブレットは動画視聴、それから音楽鑑賞がメインです。特に動画は重要なため、タブレットの開発ではベゼルをなるべく狭くして、画面占有率を上げること、それから、手に持って使う際の負担を軽減するために、できるだけ軽くすることを心がけています。
音質にもこだわりがあります。2016年9月に発売した「HUAWEI MediaPad M3」では、デュアルスピーカーを採用しました。またファーウェイ独自のサラウンドテクノロジー「SWS」も、タブレットには搭載されています。この技術は、ドイツのミュンヘンにあるファーウェイのオーディオラボで開発されたものです。さらに旭化成エレクトロニクス(AKM)製のD/Aコンバーター「AK4376」も搭載しています。
――ファーウェイの2016年の大きなトピックとしては、Windowsタブレットの「HUAWEI MateBook」の発売も挙げられます。日本のPC市場については、どういう印象をお持ちでしょうか?
日本では、スマホの買い替えサイクルが平均29ヵ月と長いのに対して、PCの買い替えサイクルはもっと短いのが特徴です。ですので、年間の出荷台数も多く、非常に規模が大きくなっています。その一方で、PC市場が同質化しているのも特徴です。Macのシェアもあるにはあるのですが、ほとんどが“ウィンテル”(Windows+インテル)で占められています。
2016年にファーウェイがHUAWEI MateBookを投入したのは、これまでスマホやタブレットで培ってきたノウハウやイノベーションの数々をPCにも活かすことで、新しい風を市場に吹かせたいという狙いによるものでした。今後もPCにイノベーションを注ぎ込むことで、他メーカーとの差別化を図っていきたいと思います。
――最後になりますが、ASCII.jpの読者にメッセージをお願いいたします。
ASCII.jpの読者には、テクノロジーに詳しくガジェット好きの方が多いと聞いています。私は電車通勤をしていますが、車内で観察していると、昨年あたりからガジェット好きだと思われる方がファーウェイ端末を使ってくれているのを目にすることが多くなりました。これは大変喜ばしいことです。
そこで読者の皆さんには「ぜひファーウェイのスマホやタブレットを実際に体験してみてください」とお伝えしたいですね。ファーウェイには、東京・銀座と大阪・梅田に直営店があります。そこで実際に製品を手にとっていただければ、きっとファーウェイ製品の良さにお気づきいただけるのではと思っています。
提供:ファーウェイ

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