米Amazonは、新たにARやVRの設備を備えた家具や大型家電製品を販売する店舗を設けると、New York Timesが報じた。
この設備を通して家具や家電製品といった製品を家の中に置くとどのように見えるのかを確認する方法を検討しているとのことだ。
同社の求人情報からも、新たなユーザー体験に向けた採用をしていることが見て取れる。たとえば、同社が募集している「UX Manager,Mixed Reality」という職種の業務内容には、モバイルに加え、各種ヘッドマウントディスプレーにおけるUXを定め、作り上げることなどが記載されている。
そのほか、Appleのように電子機器販売用の実店舗を設けるとも言われている。すでにある実店舗にて本や食品を取り扱っているように、「Amazon Echo」、「Echo Dot」、「Amazon Prime Video」といった、Amazon関連の商品を取り扱うだろうと推測されている。
もしこれらの新たなショッピング方法が実現化に至れば、家具・家電のショッピングのあり方はこれまでと比べて変わることになりそうだ。