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アスクルが初の減収、「LOHACO」3月売上は47%減

2017年03月30日 09時11分更新

記事提供:通販通信

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 アスクル(株)が28日発表した3月度の月次売上は、物流センター「ASUKUL Logi PARK首都圏」で発生した火災の影響を受け、前年同月比9%減の236億600万円となった。前年を下回るのは今期初。

 BtoB事業の売上高は、同3.9%減の219億5300万円だった。火災発生で物流の混乱が起きたが、同センターでの取扱い量が6%だったため、他の6センターでカバーすることができた。

 BtoC通販サービスの「LOHACO」は、同47%減の16億5300万円となった。LOHACOは、同センターでの取扱い量が62%で、現在もサービスレベルの回復に向けて注文時間を短縮するなど、今回の火災が売上高に大きな影響を与えている。LOHACOが前年同月の売上を下回るのは初となる。

 LOHACOは、代替センターを設置するなど、早期に出荷能力の復旧・拡大を実現。9月末までの完全復旧を目指す。

 同社の直近の決算(第2四半期:16年5月~11月)では、営業利益が前年同期比18.2%減と減収となっており、第3四半期以降の収益によって通期での増収増益を見込んでいた。3月度の業績により、通期での業績予測も下方修正されると見られる。

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