全国農業協同組合連合会(JA全農)は4月1日、佐賀県農業協同組合(JAさが)と共同で、食材や食品、日用品の宅配通販「生活総合宅配事業」を開始する。
同事業では、夕食の材料を週3回届ける「食材宅配事業」と、食品や日用品を宅配する「JAくらしの宅配便」を組み合わせ、三温度帯(常温・冷蔵・冷凍)の商品を利用者の自宅に配送する。利用対象は、正・准組合員で総合宅配に登録した会員。佐賀県で開始した後、他の県でも順次スタートする。
取扱商品は、地域・個食・簡便・買回り・買置きをコンセプトに、常温品を約1000品、冷蔵品を約120品、冷凍品を約30品取り揃えた。注文は、ネット、紙媒体(JA支店への注文)、タブレットを活用した訪問などから選択できる。
事業を開始する4月1日には、JAさが本所食材センター(佐賀県神埼市)で「生活総合宅配出発式」を開催する。
JA全農は2017年度に取扱高15億円、会員数1万7000人を目指す。