アスクル(株)は14日、物流センター「ASKUL Logi PARK 首都圏」の火災について、消防庁と国土交通省による検討会で一部の防火シャッターが閉鎖しなかったことを受け、今後の防火管理体制を強化するため「再発防止委員会」(委員長:岩田社長)を設置すると発表した。
14日開催された消防庁と国土交通省による検討会では、一部の防火シャッターが閉鎖しなかったことなどが報告された。出火原因や延焼状況などについては、現在も調査中としている。
再発防止委員会は、外部の専門家を交えて構成し、消防・警察の調査結果に基づき、防災対策を充実させ、社員の防災意識向上に努める。
同社は延期していた決算発表を4月上旬に発表し、ネット通販サービス「LOHACO」は9月を目途に完全復旧を目指している。火災があった「ASKUL Logi PARK 首都圏」は、復旧する方針で検討している。