(株)セブン&アイ・ホールディングスは9日、プライベートブランド(PB)「セブンプレミアム」の新ブランド・新施策を発表した。
セブンプレミアムは、2007年に展開したPBで、今年で10年を迎えることを機に、「更なる品質向上」「新たな価値の創造」「新領域への挑戦」という基本方針を基に、さらなる飛躍を目指す。
新たなステージへの施策として、生鮮食品「セブンプレミアム フレッシュ」を新たなに展開するほか、パン・ペストリー商品の乳化剤・イーストフードの不使用、グローバル展開の拡大、などを実施。年間売上10億円以上の商品を現在の192品目から19年年度末までに300品目に拡大する。セブンプレミアムの新パッケージデザインには、郊外の街並み風景をデザインした。
セブンプレミアムは、2007年に展開したPBで、今年で10年を迎える。上質でありながら値ごろ感もある商品開発を推進し、価格優先のPBイメージを払拭するなど、新たな価値を提供してきた。今回の発表では、16年度の売上は1兆1500億円(3650品目)に達する見込み。計画では19年までに1兆5000億円(4200品目)に拡大することを見込む。