このページの本文へ

「ドラえもんVR」で憧れた未来を体感!童心に返ること必死

2017年02月24日 11時00分更新

文● ジサトラ ハッチ

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

ドラえもんVR「どこでもドア」は、東京ソラマチのエスカレーターで3Fに上がってすぐのブース。体験ブースは2つあり、1ブース最大2人で体験可能

 東京スカイツリー傍にある商業施設「東京ソラマチ」の3F 12番地の特設会場では、2月20日(月)から4月14日(金)の間、バンダイナムコエンターテインメント Project i Canによる期間限定イベント『ドラえもんVR「どこでもドア」』が開催されている。

 本イベントは「映画ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険」の公開を記念した特別企画。コンテンツを開発したのは、昨年10月までお台場で期間限定公開していたVR施設「VR ZONE Project i Can」で話題となった、バンダイナムコエンターテインメントのVRエンタメ集団「Project i Can」だ。

 ブースは「ドラえもん」のメインキャラクター・のび太の部屋を再現した壁紙で囲われている。誰もが知っている未来道具「どこでもドア」は、サイズの公式設定がなかったため、安全性などを考慮した形にしたとのこと。高さは2メートルより高いくらいだったか、近くでみると迫力満点。くぐるときに足が引っかからないように、本来あるはずの下枠をなくし、通りやすく安全面を考慮したとのこと。

 VRヘッドマウントディスプレー(VRHMD)はVIVEを採用。動作させるPCは、動き回ることを考慮してか、MSIのバックパックPC「VR One」を使用していた。VR Oneは公式の仕様で重量2.4キロ。2.4キロと聞くと重いように思えるが、背負ってしまうとかなり軽く感じる。

アスキーの食べ物記事でおなじみナベコが体験。VR Oneは肩に背負ってしまえば、女性でも軽々と動き回れる重量。ただし、ケーブルを可能な限り短くしているため、人によってはやや頭が突っ張る感じを覚えるかも

 一方、VIVEの前面にはモーションコントローラー「Leap Motion」が取り付けられていて、VIVEを被ると自分の手の動きが半透明で表示される。この手はドラえもんのキャラクターのように、やや丸みを帯びていて、ドラえもんの世界観に迷い込んだような錯覚を覚える仕掛けとなっている。

VIVEの前面には専用のマウントでLeap Motionが固定されていた

 VIVEを被ると、バーチャルなのび太の部屋が目の前に広がる。自分が大人であるからなのか、想像していたよりも狭く感じたが、設定上は6畳一間なのだが、そのサイズにしたらVRだととても狭く感じたため、少し大きく設定したとのこと。そのうえで、よく見る子供の部屋(のび太の部屋)だと感じられたところが素晴らしい。

机の引き出しからドラえもん登場。VRで目の前でみると、かなり大きく感じ、迫力がある

 そして、お待ちかね「どこでもドア」を開けてみることに。

トビラを開けると、そこは見渡すかぎり氷

ナベコも思わずこの表情

 トビラを開けて南極に降り立つと、送風機からの風で、実際に南極にいったかのような錯覚を少し覚える。(実際はとてつもなく寒いのだろうが)

南極の次はトビラを開けると、今度は走る電車の上に

 南極の次はトビラを開けると、今度は走る電車の上に。トンネルをくぐると、速さと圧迫感などをリアルに感じ、迫力満点。やや床が振動するので、没入感はかなり高い。

風は小さな壁の穴から空気に圧力をかけて送り出すブロワーで実現。あまり強くはないが、VIVEを被っていると結構強い風に感じる

机とトビラにはVIVEのコントローラーが取り付けられていて、位置を検知する仕組み

机の引き出しを開けて覗き込むと、タイムマシンのある四次元空間を見ることができる

 本イベントはまだ開催しているが、予約は予約開始したらすぐに埋まってしまい、残念ながら現在は予約ができないとのこと。しかし、同社は地方でのVR体験イベントも含め、動員数は多いため、今後もイベント開催に意欲的だ。

 絶対体験したい!と思った人は、同社のHPやTwitterをチェックして、次の機会を逃さないようにしてみたはどうだろう。

カテゴリートップへ

絶叫&興奮!「VR ZONE SHINJUKU 」をアスキー軍団が全力体験

VR体験動画一覧はこちら!