(株)ディー・エヌ・エーが8日発表した2017年第3四半期(4~12月)連結決算は、売上高は前年同期から1500万円増加した1087億2000万円、営業利益は前年同期比27.1%増の209億8000万円、四半期利益は同244.5%増となった。
ゲーム事業の減収を好調なスポーツ事業が補い増収となった。「DeNAショッピング」「auショッピングモール」として運営してきた事業をKDDI(株)に譲渡した利益を計上したことで、大幅な増益となった。
EC事業の売上高は、同0.2%増の146億9800万円、セグメント利益は同27%減だった。旅行代理店サービスや決算代行サービスは堅調だったが、オークションサービスの利用が減少し、減収となった。「DeNAショッピング」「auショッピングモール」は16年12月28日でKDDIに譲渡した。
キュレーションプラットフォーム事業は、記事の信頼性が疑われる問題が起き、16年12月7日以降、運営する全サービスの記事を非公開化した。同事業の売上高は36億8900万円、16億8700万円の営業損失となった。