2/2 Mac向けのARMチップを開発中
ブルームバーグによると、アップルはMac向けのARMプロセッサーを開発しているそうです。コードネームはT30とのこと。といっても、米インテル社のプロセッサーを置き換えるものではなく、新MacBook Proシリーズの一部に搭載されているTouch Barを制御しているApple T1チップのような役割を果たすと見られます。具体的には、PowerNapなどスリープ時の処理を担うようです。スマホのプロセッサーは、いまや4コア、8コアが当たり前で、その半分のコアは低いクロック周波数で稼働することで発熱やバッテリーの消費を低減する役割を担っていますす。インテルのプロセッサーとは消費電力低減のアプローチが少し異なるわけです。T30が次期MacBook Proシリーズに採用されるとなるとCoreプロセッサーとのデュアルCPU構成となり、通常の処理はインテルのCoreプロセッサーが担い、T30はマシン稼働時にはTouch Barを、スリープ時にはPower Napなどの処理を制御する役割分担になるかもしれませんね。一般的にARMプロセッサーに比べて消費電力量が多いCoreプロセッサーの使いどころを減らすことで、バッテリー駆動時間が延びる可能性がありますね。
2/2 台湾でApple Payのサービスが始まる
DigiTimesによると、アップルは台湾でApple Payのサービスを始めるそうです。ソースは、アップルの台湾向けのウェブサイトとのこと。サービスのローンチ時のパートナーに挙げられているのは、キャセイ・ユナイテッド、CTBC、玉山(E.Sun)、スタンダード・チャータード、台北富邦、台新、聯邦(Union Bank of Taiwan)——の7行とのこと。
2/3 スマホの世界シェアでiPhoneが首位に
EMSOneによると、2016年10〜12月期のスマートフォンの世界シェアで、アップルが韓国サムスン電子社を抑えて首位になったとのこと。調査会社ストラテジー・アナリティクス社の調査だそうです。アップルの発表では、同期の四半期決算で販売台数が過去最高を記録するなどiPhoneは調子がいいようですね。一時期言われていた販売低迷はなんだったんでしょうか。もちろん、Galaxy Note 7のバッテリー問題がなければどうなっていたかはわからないので、アップルも楽観視しているわけではないでしょう。とりあえず今秋ぐらいまでは安泰なのかな。
2/3 アップルが4月末までにインドでiPhoneを生産
ブルームバーグによると、アップルはインドでiPhoneを生産するとのこと。場所はカルナータカ州のバンガロールで、製造を請け負う会社は台湾ウィストロン社だそうです。こちらで生産されるiPhoneはインド国内向けになるとのこと。となると、高価な最新機種ではなく、iPhone SEやiPhone 6などの旧モデルの生産が中心になると思われます。インドではiPhoneのシェアがものすごく低いので、それを挽回するための施策なのかもしれません。最新機種を安く売るといろいろ問題ありますけど、旧モデルなら国や地域に合わせて価格をある程度調整できそうですしね。
お詫びと訂正:タイトルにミスタイプがありました。お詫びして訂正いたします(2月9日15時)
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