日本通信は2月1日、1月31日にソフトバンクと相互接続に関して合意し、相互接続協定書を締結したと発表した。
日本通信はソフトバンクに対して2015年8月7日から1年以上の期間にわたり、相互接続を申し入れを協議したが、協議は不調に終わったため、2016年9月29日に総務省に「接続協定に関する命令申立書」を提出。この申立を受け総務大臣は、2016年12月8日に紛争処理委員会に諮問。2017年1月27日には紛争処理委員会から総務大臣に対して答申が行なわれた。
これにより相互接続は単に両者網の相互接続点において接続することを意味するものではなく、当該網につながるすべての端末まで通信ができなければならないという解釈は正しいものであることが明確になり、総務省のもとで両者が協議し、合意に至った。
この合意により、ソフトバンクのSIMロックがかかっているiPhone/iPad向け格安SIMを他機種用に先行して3月22日からサービス開始するという。