ヤマトホールディングス(株)が30日発表した2017年3月期第3四半期(2016年4~12月)連結決算は、売上高が前年同期比3.1%増の1兆1181億4300万円、営業利益が同6.5%減の580億6300万円、純利益は同6.3%減の357億1900万円となった。
ネット通販の荷物が拡大したことなどで宅急便の取扱数量が増加し、増収となったが、ドライバーの不足などによる人件費の増加で減益となった。
宅急便は同8.3%増の14億3700万個となり、過去最高を記録した。クロネコDM便は同0.3%減の11億4700万個だった。
また、人件費の増加など、期首と比べて労働環境が変化していることから、通期の連結業績予測を下方修正。売上高の予想は据え置き、営業利益を10.8%減(70億円減)の650億円、純利益を12.8%減(50億円減)の340億円とした。