京都府とアリババグループは25日、京都文化の情報発信と経済活性化に関する連携協定を結び、アリババグループが運営する越境ECサイト「Tmall (天猫国際)」と連動して、伝統工芸品を含む京都産品の販売を促進すると発表した。アリババグループが日本の自治体と連携協定を結ぶのは、京都府が初となる。
同協定での連携・協力事項は、「京都文化の情報発信」「京都産品の中国販売の促進」「中国から京都府内への観光客誘致の推進」の3点。観光客誘致では、旅行サービス「Figgy」を活用し、中国人観光客に京都旅行や商品情報を発信する。
アリババグループは、昨年11月に三越伊勢丹グループと「天猫国際」の戦略パートナーシップを締結している。