米国のオーディオブランド“SOUL”とe☆イヤホンがコラボした、ヘッドフォンとBluetoothスピーカー登場する。「ULTRA」と「STORM」の2モデルで、明日1月28日から国内先行独占販売する。
アウトドア、そしてお風呂にも? 水に浮くBluetoothスピーカー
STORMは、SOULらしいパワフルサウンドを実現しつつ水没可能な、IP67相当の防水機能を備えたBluetoothスピーカー。直径45mmのドライバー、5W出力のアンプを内蔵している。水に浮かせたまま再生できる点も特徴的だ。Black Classic、Camo Green、Camo Blue、Camo Redの4色のカラバリを用意する。サイズは幅93×奥行き42×高さ102mmで、重量は162g。販売価格は5980円。
ULTRAは、高解像度かつ重低音の再生をうたうヘッドフォン。クールブラックとメタル調のルックスのハウジングに、ブラックのイヤーパッドやヘッドバンドを組み合わせたスタイリッシュな印象の製品だ。スマホとの接続に便利なリモコンマイク付きのケーブルを同梱する。直径40mmのドライバーを使用。インピーダンスは30Ω。再生可能周波数帯域は20Hz~20kHzとなっている。幅175×奥行き750×高さ185mmで、重量は175g。販売価格は9800円。
SOULのネーミングを体現した低域
実際にULTRAの音を聴いてみる。iPhone 6s Plusと組み合わせたライトな構成でラテン系ミュージックを聴く。触れ込み通り、芯が通り重厚感のある低域が特徴的。小気味よく切れのあるリズムを刻む。一方で空間の広さも感じる。細かな音の粒も明瞭に拾っているためだろうか。若干硬めかつ、低域のメリハリ感が利いた傾向なので、ダンスミュージックなどに向いていそうな印象だ。
1万円を切る価格帯ということもあり、ややおもちゃっぽい質感ではあるが、そのぶん軽く装着しやすい点がいい。遮音性、装着性も高い印象だ。オンイヤータイプかつ、厚めのイヤーパッドを使用するためドライバーとの距離が多くとられている。ハウジング内のこの空間の広さが音の奥行き感につながっているとも言える。
音楽で気分を高揚させたいというときに、ぜひ手に取りたい1台と言えそうだ。