総務省が17日発表した「家計消費状況調査」2016年11月分(確報)によると、1世帯(二人以上)の16年11月のネットショッピング支出額は、前年同月比8%増の8527円となった。支出総額に占める割合は同0.2ポイント増の2.7%だった。
ネットショッピング利用世帯の割合は、同1.6ポイント増の28.4%。ネットショッピング利用1世帯の支出額は、同2%増の2万9995円となった。
支出額では、トップが「旅行関連費」で1606円(同12.3%増)、2位が「食料」で1253円(同7.8%増)、3位が「衣類・履物」で1093円(同9%増)だった。
増減率では、トップが「家具」(42.1%増)で、2位が「チケット」(20.7%増)、3位が「保健・医療」(12.5%増)となった。「化粧品」は同3.1%増、「健康食品」は同9.8%増だった。
マイナスは、「自動車等関連用品」(同32%減)、「家電」(同2.1%減)で、その他の項目はすべて前年同期を上回った。