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ギリギリの緊張感が味わえるシューティングゲーム

高難易度で話題のVRゾンビゲーム「Arizona Sunshine」で遊んだ

2017年01月23日 18時00分更新

文● やましん/Mogura VR 編集● ASCII.jp

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 今回紹介するのは、数あるVRゾンビゲームの中でも特に評価が高い「Arizona Sunshine」だ。

 このゲームはアリゾナの大自然の中、ゾンビに支配された世界を生き延びていくサバイバルシューティングゲーム。プレイヤーはリアルな挙動と世界に没入することで、アポカリプスの世界を体験できる。さらにVRモーションコントローラーでの発射やリロードなど、現実的な動作を備えた25種類以上の武器が使えるのもウリだ。

 プレイヤーは様々なステージを探索していく。イヤになるほど暑い砂漠、危険な深い渓流、暗い高山などのアメリカ南西部の地形を味わうことが可能。風景に見とれて、ゾンビの接近を許してしまうほどのクオリティーだ。弾薬やアイテムは自分で調達しなけらばならず、節約しなければ生き残ることはできない。

 ゾンビのモデルも非常によく作りこまれており、近づいてくると思わず吐き気を催すほどだ。通常のゾンビは動きが遅く、良い的だ。しかし中には激しく動き回るゾンビや、防御の堅いゾンビも存在するため、さまざまな対処法を考えなければいけない。

 ステージも多く用意されていて、中には暗闇のステージも存在する。ゾンビにはただでさえ恐怖を感じるが、暗闇で出会った場合はその恐怖が数倍になる。

 多くの方が「難しい」という感想を述べており、VRシューティングゲームならではの命中させにくさと弾薬の手に入りにくさが難易度を上げている。難易度設定もあるが、Easyモードでもたびたび死亡してしまう。さらに時折ゾンビが大量発生するラッシュもあるため、VRシューティングになれている人でもクリアは難しいだろう。

 そのためCoopモードが用意されており、オンラインでの協力プレイが可能になっている。後半のステージでは協力プレイをしないと進めないほどだ。

 ストーリーに沿って進めていくキャンペーンモードのほかにも、ゾンビをひたすら倒していくホードモードも用意されている。ホードモードは最大4人の協力プレイも可能だ。

 数あるVRゾンビゲームの中でも屈指の完成度を誇る本作。グラフィック、銃の扱い、サバイバルシステム、どれをとっても現状では最高峰だ。しかしVRシューティングゲーム経験がないユーザーには難易度が高くお勧めできない。他のVRシューティングゲームの難易度に物足りなくなったユーザーはぜひプレイしてほしい。

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