アイデアクラウドは、防災イベントや防災教育などで使える、煙に巻かれる体験ができる「防災VR/火災編」の提供を1月11日より開始した。
災害時の状況を事前にVRで体験することで、災害に備え有事の際の対応を可能とすることを目指しているとのこと。
実際に煙りに巻かれるという体験をしたことがある人は少なく、有事の際に初めてそうなってしまう人がほとんどだろう。「防災VR/火災編」では、ルームスケールに対応したHTC Viveを利用することで、実際に煙が充満した部屋から脱出する体験が可能だ。
パッケージとなっており、VRコンテンツを開発するよりも安価に体験イベントでの提供が可能だ。また、起動時・クリア時に、協賛企業などのロゴ表示も可能で、防災イベント・訓練・教育の現場での利用がしやすい設計となっているという。
アイデアクラウドでは、「防災VR/火災編」に続いて、「防災VR/地震編」「防災VR/津波編」など、さまざまな災害や有事の体験ができるVRコンテンツを開発中だ。防災教育などで使われることで、有事の際に少しでも被害が軽減できるようなコンテンツにしていきたいとのことだ。