(株)ベルシステム24は5日、AIを活用してWEBサイトの問い合わせに対応するソリューション「BellCloud AI for Webself」を、国内コールセンター事業者として初めて提供開始した。
同サービスは、AIを体系的に活用するソリューションブランド「BellCloud AI」の第一弾。自社サイトの問い合わせ対応にAIを活用することで、消費者の自己解決率を向上させ、サイトの満足度向上、コスト削減などの効果を見込める。AIの基となるデータは、クライアント企業の社内に蓄積された電話・Eメール・チャットなどで発生した応対ログと、クライアント企業の社内にあるFAQ、説明書、SNSなどの関連情報などを使用する。
同社はコンタクトセンターでのAI活用領域を「顧客接点のハイブリッド応対」「オペレーションプロセスの改革」「顧客行動の分析と特性の発見」「人的資源管理の最適化」の4つのカテゴリに分類。今回のサービスは、「顧客接点でAIと人とのハイブリッド応対」に該当する。
「BellCloud AI」は、同社が推進するCRMプラットフォーム「Advanced CRM Platform」の中核となるソリューションで、伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)がデータ収集基盤とAI技術を連携したシステム構築を担当する。