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「2017年は勝負の年、厳しい1年に」…ファンケル年頭訓示

2017年01月05日 09時09分更新

記事提供:通販通信

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image (株)ファンケルは4日、池森賢二代表取締役会長による2017年の年頭訓示を発表した。

 池森会長は、「IoT」「AI」の活用が本格化する時代となっていることから「世の中の変化にもっと敏感に対応しないと、生きていくのが難しい社会になっている」として、社会をめぐる環境の変化への敏感な対応の重要性を語った。ファンケルとしては「60代以上の顧客を掴んでいくことが必要」とし、昨秋に発売したマチュア世代向けの化粧品「ビューティブーケ」、個人の角層を分析して最適な化粧品を提案する「スキンソリューション」の強化を掲げ、「『無添加』『安心・安全』というファンケルらしさを強く前面に打ち出していく」とした。

 中期経営計画については、1年目の2015年は「100点満点で98点」としたが、16年は「前半は好調だったが後半は計画通りに進んでいない。マス広告の影響を広く拡散させる定石が通用しなくなっている可能性もある」と語った。また、「今年は勝負の年」とし、「ファンケルの将来は今年にかかっている。甘さを捨て、厳しい1年になると自覚し、毎日の仕事に取り組んで欲しい」とコメントしている。

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