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パナ、ソニー、キヤノン、ニコン……振り返ってみると注目機種がいっぱいだった!
2016年の高級コンデジ、ミラーレス、一眼レフをメーカー別に振り返る!
2017年01月05日 18時00分更新
どうも。ちゅーやんです。
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本日は、ASCII倶楽部で2016年12月30日に公開した「2016年の高級コンデジ、ミラーレス、一眼レフをメーカー別に振り返る!」を紹介します。
2016年は「Photokina2016」開催の年ということもあり、どのメーカーもかなり力の入ったデジカメを投入してくるだろうと、年初は期待していた。
しかし、4月に発生した熊本地震は日本のさまざまなところに影響を与えたが、デジカメ業界も例外ではなかった。4月から9月までの期間、ほとんどのメーカーは新製品を発表することがなく、4月までに発表済みの製品にしても発売が遅れるなどの影響が出た。
それでも、振り返ってみるとさまざまなデジカメが登場。特に9月のPhotokina2016以降は、力の入ったハイエンド機が目白押しだった!
そこで、各メーカーが2016年に発表したデジカメを振り返ってみたい。
上位機種の投入が多かったパナソニック
年明け早々にLTE通信機能を内蔵した“スマホデジカメ”こと「DMC-CM10」を発表したパナソニック。4K動画撮影に対応する光学30倍ズームコンデジ「DMC-TZ85」や、1型センサーを採用する高級コンデジ「DMC-TX1」などを同時期に発表して存在感を示した。
ミラーレス一眼としては、4月に「DMC-GX7 Mark II」を発表。2013年発売の「DMC-GX7」の後継機であるが、実は同社は2015年に「DMC-GX8」という後継機を発売していた。しかし、本体サイズも含めてあまりにも従来機と異なるということで、DMC-GX7のサイズ感や使い勝手を踏襲したMark IIを投入。これまでのGX7ユーザーから注目を浴びた。
それからしばらくは製品のリリースはなかったが、ドイツのケルンで「Photokina2016」が開催された9月。ミラーレス一眼の「LUMIX DMC-G8」、コンパクトデジカメの「DMC-LX9」「DMC-FZH1」を発表した。
DMC-G8は新しい手ブレ補正技術である「Dual I.S. 2」を採用し、中望遠~望遠域まで5段分の補正効果を実現。DMC-LX9はDMC-TX1と同じ1型センサーを採用しながら、F1.4の大口径ライカレンズを採用。ピントの合った範囲を写真合成で拡張する「フォーカス合成」などの新機能も搭載した。
DMC-FZH1も1型センサーを採用する高級機だが、光学20倍ズームレンズを搭載。35mm判換算で480mmまでの撮影に対応する。
このほか、Photokinaにおいて同社の次世代フラッグシップミラーレス一眼となる「GH5」の開発表明も行なっている。4K/60p記録が可能になるなど、最先端の技術が詰まった1台になりそうで、おそらく製品化されるであろう2017年が楽しみだ。
久しぶりに“デジタル一眼レフ”を発売したソニー
「α7」といったフルサイズ機がデジカメ事業を牽引しているというソニー。しかし2016年はα7シリーズの新モデルは登場しなかった。
振り返ってみると、世界最速AFをうたうミラーレス一眼「α6300」を2月に発表。APS-Cセンサー採用機で、425点の全面位相差AFセンサーが動体を検知してフォーカスを合わせる様が気持ち悪いほどスゴイと注目を集めた。
4月には高級コンデジ「RX」シリーズの高倍率機として、光学25倍ズームレンズを備えた「RX10 III」を発表。メモリー一体の積層型CMOSセンサー「Exmor RS」を採用することで高速処理を実現。最大40倍のスローモーション動画撮影も可能とした。
この発表の後、熊本で大規模な地震が発生。同社を含め、多くの工場が被災する。その影響で6月には「α7」や「α99」といった製品の部品供給に影響が出た。新製品についても9月までは何も登場しない日々が続いた。
9月のPhotokina2016開催に合わせて発表されたのが、35mmフルサイズセンサー搭載のフラッグシップモデル「α99II」である。同社のデジタル一眼レフ(半透過型ミラーを採用した「トランスルーセントミラーテクノロジー」)としては久しぶりの製品で、従来のα99からは4年ぶりの新モデルとなる。
10月には世界最速のAFをうたう1型センサー搭載高級コンデジ「RX100 V」を発表。RX10 IIIと同じく撮像素子にはExmor RSを採用しつつ、α6300などにも採用されている「ファストハイブリッドAFシステム」を搭載。ちなみに、RX100は初代機からVまですべてが現行機種で、ラインナップが5台に増えたことになる。
さらに10月後半には、APS-Cミラーレス一眼のフラッグシップモデルとなる「α6500」を投入。光学式の5軸手ブレ補正をAPS-C機では初めて内蔵したほか、新開発のフロントエンドLSIにより処理の高速化を実現。最大307枚の連写記録が行なえる。
2017年はきっとα7シリーズの新モデルが登場するのではないか、と期待したいところだ。
続きは「2016年の高級コンデジ、ミラーレス、一眼レフをメーカー別に振り返る!」でお楽しみください。
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