コンパクトなモバイルルーター「Mobile Wi-Fi E5383」で
外出先での仕事環境を強化!
最後に紹介するのはSIMフリーのLTE Cat.6対応モバイルルーター「Mobile Wi-Fi E5383」だ。軽量かつコンパクトな本体で、持ち運びがラク。外出先でのネット環境を強化したい人には最適の製品だ。
Mobile Wi-Fi E5383のスペック面での特長は、キャリアアグリゲーションに対応し、ハードウェア的には下り最大300Mbpsでの高速通信が可能な点だ。また、ドコモXiの4周波数(1/3/19/21)に対応しているため、ドコモ系のSIMとの相性は特にいい。さまざまなMVNOから提供されているオトクな格安SIMと組み合わせて、コストを抑えて利用できるというわけだ。
3000mAhというバッテリー容量も魅力的。連続通信時間が最長で約13時間と長く、連続待受時間は最長で約1200時間。ともにスペック値だが、実際に午前中から外出し持ち運んで使用してみたところ、夜の帰宅時にもバッテリーは十分に残っていた。電波状況などにも左右されるが、1日であれば外出先でのバッテリー切れを心配しなくて済むだろう。
本体に搭載されているカラーディスプレーは2.4型で、タッチ操作に対応。SSIDやエコモードなど様々な本体設定に加えて、接続中のユーザー数やデータ通信量なども確認できる。タッチ操作はレスポンスが良好で、ストレスを感じることはない。シンプルなメニューのため、操作方法に迷うこともないだろう。
★
Mobile Wi-Fi E5383は、ファーウェイ・オンラインストアのほか、家電量販店やECサイトでも販売中。本体色はグレー&シルバー。価格は税抜1万9800円となっている。
CES 2017で基調講演に登壇
新製品「honor 6X」も発表される!
1月5~8日に米ラスベガスで開催された、家電見本市としては世界最大級のイベント「CES 2017」。今年のファーウェイは初めて基調講演に登場したほか、スマートフォンの新製品「honor 6X」を発表した。
基調講演で登壇したコンシューマー・ビジネス・グループCEOのリチャード・ユー氏は、スマートフォンの世界市場で3位を確立し、さらにトップ2になるチャンスがあるという点、またグローバルでのブランド力調査で世界トップ100に選ばれた点などを紹介した。
また、ファーウェイは研究開発への投資を重視。R&Dへの投資額はこの10年で総額380億ドルに達し、その額は世界で9位に位置づけられる。また、アメリカ、日本、インドなどに研究拠点を持つこと、HUAWEI P9でも協業したLeicaとの共同による研究所の設立など、グローバルを意識した拠点開発をしているとした。
さらにGoogleやAmazonといったパートナー企業の関係者も登壇。海外でリリースされている「HUAWEI Mate 9 Pro」がグーグルのVRプラットフォーム「DayDream」に対応、「HUAWEI Mate 9」にはAmazonのAIである「Alexa」を内蔵というように緊密な関係を築いていることがアピールされた。
一方、会場内のファーウェイブースには、CESに合わせて発表された新端末「honor 6X」を始め、「HUAWEI Mate 9」などが展示されていた。
honor 6Xは250ドルというミドルクラスの価格帯ながら、ダブルレンズカメラと指紋センサーを装備。さらにフルHD解像度の5.5型液晶にオクタコアCPU(Kirin 665)、3GBまたは4GBメモリーを搭載するなど、そのスペックの高さに会場内では驚きの声も。薄型のメタル筐体も質感に優れており、honorシリーズならではのコストパフォーマンスの良さが目立つ。会場で使用感を試した範囲では、もたつきなどを感じさせることはもちろんなかった。
説明員によると日本国内での販売についてはまったくの未定とのことだが、もし発売されるとしたら人気モデルとなることはまず間違いないだろう。
提供:ファーウェイ

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