SIMフリースマートフォンやモバイルルーターなど、ファーウェイ製端末の魅力をお伝えしている「ファーウェイ通信」。今回は2017年のスタートにふさわしいファーウェイ製品をピックアップ。発売されたばかりの「HUAWEI FIT」や「HUAWEI Mate 9」、「HUAWEI MediaPad M3」といった製品の使いこなし方を紹介していく。
「HUAWEI FIT」でフィットネスを強化
2017年を健康的な1年にしよう!
すでに正月気分も抜けていると思うが、2017年初頭に気分を新たにいろいろなことにチャレンジしたいと決意した人も多いはず。今回はそんなユーザーの決意をサポートしてくれるファーウェイ製品を紹介していく。まず最初は、手首に装着して使用するフィットネス向けのウェアラブル端末「HUAWEI FIT」だ。
HUAWEI FITは、歩数や心拍の計測機能に加えて、ウォーキングやランニング、サイクリングや水泳といったアクティビティーの記録に対応。また、睡眠のモニター機能やパーソナルアシスタント機能も備える。トレーニングのおともだけでなく、健康管理のパートナーとしても使用できる便利な端末だ。
まず、ハードウェア面については、ディスプレーは1.04インチのメモリー液晶(解像度208×208ドット)を搭載。電源などの物理的なボタンはなく、画面のタップとスワイプのみで操作を行なう。ケースはメタル製で、6軸モーションセンサーや心拍センサーを内蔵している。
市販品と交換することも可能なバンドは、手触りが柔らかいTPU素材を使用している。今回の試用では約3日間連続で装着してみたが、非常に快適な装着感。本体の厚さが約9.9mmと薄く、重量も約35gと軽量なこともあって、就寝時に装着していても存在を意識する瞬間はあまりなかった。
本機で注目したい仕様は防水性能とバッテリーの持ち。まず前者は5気圧防水仕様となっている。これは50mの深さの水(淡水)に10分間置くことに耐えるもので、たとえばプールでの水泳にも対応。防水仕様については設計面や試験での対応もアピールされている。たとえば潜水用腕時計で使用されている防水部品を使用しているほか、防水と同時に温度ショックや動作バイブ、落下試験などのテストケースを追加。また使用して摩耗した状態での防水性も考慮したという。
一方のバッテリーでは、低消費電力なモノクロ画面と独自OSの採用により、一般的なスマートウォッチと比べると大幅に長い、6日間の連続使用が可能だ。今回のテストでは当然いろいろな機能を試すべく、一般的な利用シーンよりもはるかに多い操作を行なったが、それでも3日間の使用範囲内で充電の必要はまったくなかった。毎日家に帰ってきたら充電しないといけないという、この手のデバイスにありがちなわずらわしさから解放される点は、実際に使ってみて、とにかく大きなメリットと感じた。
さて、HUAWEI FITのメイン用途の一つであるトレーニングの記録だが、今回はランニングで試してみた。まずは画面を上下にスワイプして“ワークアウト”に移動し“ランニング”を選択。目標を選ぶ画面になるので、今回は“脂肪燃焼”を選択してスタート。カウントダウンののちに、記録が開始される。
走行中には、走行距離や時間、心拍数といった計測中のデータがリアルタイムで表示される。また、走行ペースがモニターされており、ペースダウンした時には画面表示とバイブレーションで通知される。まるでコーチが伴走してくれているような感覚で、一人でのトレーニングをサポートしてくれるわけだ。
トレーニングの結果はHUAWEI FIT本体でも確認できるが、「Huawei Wear」アプリと連携するとさらに便利だ。Huawei Wearはファーウェイ製スマホはもちろんのこと、Android/iOS両方に汎用的に対応するファーウェイ純正アプリだ。トレーニングの時間や消費カロリー、平均心拍数といった項目がHUAWEI FIT本体で見るよりもわかりやすく、ひと目で確認できる。
また、トレーニング以外でも、HUAWEI FITとHuawei Wearを連携させると使い勝手が格段に良くなる。心拍の連続計測や睡眠のモニターもHUAWEI FITの特徴だが、これらのデータがグラフィカルに表示されるのだ。過去のデータも蓄積されていくので、週や月などの期間で比較することで日々の健康管理に役立てられる。
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HUAWEI FITは、ファーウェイ・オンラインストアのほか、家電量販店やECサイトで発売中。カラバリはオレンジとブラックの2色。価格は税抜1万5800円となっている。
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