楽天(株)は26日、プライバシー保護の取組の一環として、ルクセンブルクのデータ保護機関(CNPD)から、楽天グループの拘束的企業準則(Brinding Corporate Rules:BCR)の認証を24日に取得したと発表した。EUのデータ保護機関からBCR認証を受けたのは、同社が初となる。
EUでは、プライバシー保護制により、プライバシーに関する適切な保護レベルがあると認定されている国・地域には、適切な保護措置を講じた場合を除き、原則的に個人情報の移転が禁止されている。今回の認証取得により、楽天グループは、EU圏内の国と個人情報を相互に移転できるようになった。
同社は「今後も国際的な基準に従い、コンプライアンスと革新的なサービス提供の両立を図りつつ、効率的にデータを運用し、グローバルでのビジネスを展開する」としている。