GMOメディア(株)の10代の女の子に関する研究機関「プリキャンティーンズラボ」が20日発表した「10代女子のスマホ写真事情に関する調査」によると、中高生を中心とした10代の女子(中高生が約9割)のスマートフォン所有者は、91.1%に上ることがわかった。
同調査は10代女子3930人を対象にしたインターネット調査。調査期間は12月1~2日。
回答者の年齢は13~16歳の中高生が9割で、スマホ所有者は9割を超えた。所有するスマホのOSは「iOS」が56.1%、「Android」が32.3%となった。
スマホ所有者が2016に撮影した写真の枚数は、「501枚以上」が45.4%で、2001枚以上は13.2%となった。写真の種類は「友達との自撮り写真」が29.1%、「SNOWなど他のカメラアプリで撮影した写真」が26.5%となり、顔認証機能のアプリの流行が、友人との自撮り写真の撮影を後押ししていることがわかった。
利用率が高いSNS・コミュニケーションアプリの質問では、9割以上が「LINEトーク」で写真を共有していることがわかった。LINEタイムラインでも57.3%が写真を投稿しており、クローズドなSNSとして「LINE」を活用する女子が多かった。10代女子では、スマホで撮影した写真をSNSで共有するカルチャーが根付いているようだ。