アスクル(株)が14日発表した2017年5月期第2四半期(5~11月)決算は、売上高が前年同期比10.1%増の1650億9000万円、営業利益が同18.2%減の36億4100万円、純利益が同24.1%減の21億500万円となった。
「LOHACO」の販促強化や、「ASKUL Logi PARK横浜」(5月稼働)、「ASKUL Logi PARK福岡」(12月稼働)などの物流センター新設などの影響で減収となった。減収は計画通りで、営業利益は期首の予測を上回り、通期では増収増益を見込んでいる。
BtoB事業では、工場・建設現場・研究所などで利用される消耗品や、医療・介護向け商材が伸長。売上高は同6%増の1419億1900万円となった。BtoCの「LOHACO」では、テレビCMの放送などの積極的な販促活動が奏功し、好調を維持した。売上高は同37.2%増の207億6200万円となった。