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爆買いはまだ継続?シーズHDの1Q、営業利益が385%増

2016年12月13日 08時25分更新

記事提供:通販通信

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 化粧品ブランド「ドクターシーラボ」を展開する(株)シーズ・ホールディングスが12日発表した2017年7月期第1四半期(8~10月)決算は、売上高が前年同期比35.9%増の94億3800万円、営業利益が同385.1%増の17億9400万円、純利益は同385.8%増の12億7000万円となった。

 (株)シーズ・ラボが連結対象になったことや、ラボラボブランドの売上が国内で急拡大した結果、大幅な増収増益なった。主力ブランドのドクターシーラボブランドが堅調だったほか、ラボラボブランドの『スーパー毛穴ローション』が大きく売上を伸ばした。特に中華圏の観光客による購入が前年同期を大きく上回り、化粧品全体の売上増加に寄与した。健康食品の『美禅食』は前年同期よりも広告費を投下したが、減収となった。

 販路別では、通信販売の売上高が同9.6%増の49億5900万円、卸売販売は同46%増の19億600万円、店舗販売が同11.6%増の9億4200万円となった。海外では、香港・台湾で『スーパー毛穴ローション』を中心に売れ行きが好調で、売上高は同252.2%増の9億5900万円となった。

 海外でのプロモーション施策でブランドの認知度が向上していることや、インバウンド需要を取り込む施策が奏功し、海外・国内で中華圏のユーザーからの購入が拡大していることが、好調な業績の要因となった。

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