GMOコマース(株)は12日、実店舗へのリピーター来店促進サービス「GMOリピーター」の提供を開始した。
同サービスは、ユーザー向けのクーポンアプリ「shoppass byGMO」と連携して、来店履歴から顧客属性を分類し、マーケティングオートメーションにより顧客に最適な情報を配信する。すべての作業が自動化されているため、手間をかけず顧客への来店促進施策を実行できる。
自動化の流れは、まず店舗に設置したBeaconやWi-Fiから、アプリ「shoppass byGMO」の利用者を検知し、最終来店日・来店回数・クーポンの利用・来店頻度などのデータを蓄積。属性や来店履歴などを元に設定した条件に合致する顧客を自動で分類・抽出し、どのタイミングで何を配信するかなどあらかじめ設定したシナリオ通りに、一人ひとりのニーズに合った情報やクーポンを適切なタイミングで配信する。また、店舗近くにいる顧客への自動配信も可能。
同サービスは、すでに(株)一休、(株)ビッグボーイジャパンのほか、大手飲食店チェーンを中心に38ブランド、約2300店舗の導入が決定している。