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2015年度のコールセンター市場規模、2.4%増の8390億円

2016年12月09日 09時44分更新

記事提供:通販通信

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図 (株)矢野経済研究所が6日発表した「コールセンター(テレマーケティング)市場・コンタクトセンター/CRMソリューション市場に関する調査(2016年)」によると、2015年度のコールセンター市場規模は前年度比2.4%増の8390億円、コンタクトセンター/CRMソリューション市場規模は同となった。同2.9%増の4639億円となった。

 同調査は、テレマーケティング会社、コンタクトセンター/CRMソリューションベンダーなどを対象とした調査で、調査期間は7~11月。

 コールセンターの市場規模は、13年度から年平均成長率1.9%で推移し、18年には8831億円になると予測。電力の自由化、マイナンバー関連、通販業務全般での案件増加などの影響で、市場は微増傾向にある、とした。また、今後の訪日外国人客の増加を見込んだ多言語化対応サービスや、AIブームなどが今後の成長要因になると予測した。

 コンタクトセンター/CRMソリューションの市場規模は、13年から年平均成長率2.7%で推移し、18年度には4945億円に拡大すると予測。クラウド型のサービスが中小企業や自治体にも普及し、モバイル端末経由でのコンタクトセンターへのアクセス増加により、これらに適応したアプリケーションが拡大していくことを見込んだ。

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