横浜銀行は5日、顧客が利用するネット・アプリ・ATMなどのチャネルを連携し、最適なチャネルで商品を案内する「オムニチャネル」サービスを開始した。
同サービスでは、ホームページ・ATM・ネットバンキング・Eメール・スマートフォンアプリなど、複数のチャネルをリアルタイムで連携し、窓口対応レベルの情報を提供する。顧客がATMに表示した案内に興味を持ち、画面を操作した場合、その商品やサービスの詳細が利用者のEメールやスマホアプリに送信される。ネットバングにログインンした際にも案内が表示される。
同サービスの提供で、顧客との接点拡大とサービスレベル拡充し、地域の利用者の利便性を図る。今後は同サービスを店舗などの有人チャネルにも広げ、顧客の金融ニーズに的確に応える。
同サービスの構築は、日本アイ・ビー・エム(株)が担当し、コンサルティング支援から各オムニチャネルの統合基盤を構築するまで一貫して支援した。