コールセンター事業など展開するベネッセグループの(株)TMJは1日、テキストメッセンジャー・ビデオ会議・画面・音声をリアルタイムで共有するコミュニケーションツール「Be-Talk」を独自開発し、自社コールセンター内でのトライアル利用を開始した。
同ツールは、WEB RTC技術を活用したもので、「テキストメッセンジャー」「ビデオ会議」「画面共有」「音声通話」の4つのコミュニケーション手段を、ブラウザベースで利用できる。利用シーンに応じて柔軟なコミュニケーションができ、営業拠点間や外部就労先、外出先などでも、コミュニケーションを共有化することが可能となり、コストフリーで就労場所の制約を取り除くことができる。
従業員IDでログインすることで安全性を確保するほか、グループ/権限設定により私用会話を抑止する。アプリをインストールする必要がなく、ブラウザベースで業務環境の制限なく利用できる。
ビデオ会議やテキストメッセンジャー活用の広がりを受け、同社でも市販アプリなどのコミュニケーションツールを活用していたが、セキュリティの問題や業務環境によって利用が難しいケースがあったため、同社は「Be-Talk」を独自に開発した。