ただグッズを配るだけのふるさと納税ではダメ
体験会に先立ち実施された記者会見には、大洗まちづくり推進課の小川課長、OARAIクリエイティブマネジメント株式会社の常盤社長、ソニー企業 事業開発室コンテンツツーリズム課の安彦氏などが登壇した。
小川課長の話では、“大好きです大洗寄付金”について、9月に返礼品を26種類から230種類へと拡充したほか、ふるさとチョイスからの申し込みではクレジット決済などにも対応し、2億円の寄付を集めているという。
一方でふるさと納税については「返礼品目的で単にショッピングしているだけではないか」という批判もある。この点は認識しているとする一方で、大洗町においては「単にものを買うだけではなく、納税を通じて第2のふるさととして大洗を訪れてもらうこと」を重視していきたいとした。ガールズ&パンツァー関連のふるさと納税パックには、グッズだけでなく、実際に町に来て楽しめる「ガールズ&パンツァーうぉーく!」のチケットに加え、宿泊施設とコラボした大洗町の入浴・お食事券チケットも含まれている。故郷を訪れるという体験型の施策になっている点が特徴だ。
ガールズ&パンツァーうぉーく!を体験してみた
発表会に集まった記者向けにデモ機も用意されており、一足先にガルパンうぉーくを体験できた。駆け足ではあったが、西住隊長のルートをコンプしてきたので、魅力をちょっとだけ紹介しよう。
©GIRLS und PANZER Film Projekt