楽天(株)と東日本電信電話(株)(NTT東日本)は30日、セキュリティとICTサービス分野で協業契約を結び、楽天市場の約4万4000の出店店舗に対し、セキュリティサービス「楽天まるごとアンチウイルス」を提供すると発表した。
同サービスは、法人向けウイルス対策サービスに、セキュリティサポートを組み合わせたもので、NTT東日本の「ITサポート&セキュリティ for MA」と「フレッツ・ソフト配信サービス」がベースになっている。導入の初期費用は1店舗2160円(税込)で、月額料金はデバイス1台(PCまたはモバイル端末)につき月額972円(税込)。
楽天市場の出店店舗は同サービスの導入で、ウイルス対策だけでなく、端末の一元管理によるセキュリティレベルの低下防止やセキュリティ設定などのサポートを受けることができる。また、今後両社は他の楽天グループ事業へのセキュリティや、ICT関連サービスの提供などを進める。