楽天(株)が28日発表した「楽天市場2016年 ヒット商品番付」は、東の横綱が「♯インスタ映え消費」、西の横綱が「ハイブリッド〇〇」となった。
東の大関は「大人ペアコーデ」、関脇は「90年代リバイバル」、小結は「進化形アニマルファッション」となった。西は大関が「“地産全照”本格化」、関脇が「カジュアルキャンピング」、小結が「ロックスター追悼消費」となった。
2016年はインスタグラムで写真映えする商品を買い求める「♯インスタ映え消費」、既存のモノを掛け合わせた「ハイブリッド〇〇」、メディアやタレントからブームに火がついた「大人ペアコーデ」「90年代リバイバル」など、ファッションやライフスタイルに関するキーワードが上位を占めた。背景には、SNSで「ステキな自分を周りに認めてもらいたい」という欲求の高まりがあるとした。
また、「スーパーフード 温故知新」ランクインするなど、健康アイテムの人気は健在だった。楽天市場らしい特徴として、地方の名産品がスポットで照らされるように注目を浴びる「“地産全照”本格化」というキーワードがランクインした。
17年のヒット商品予測として、20年の東京五輪を機に注目が集まる「日本文化」関連商品のほか、「春ヌーボー」など、新しい季節イベントの誕生などを挙げた。