ハーマンインターナショナルは11月16日、JBLブランドからスタジオモニタースピーカー「4312SE」を発売すると発表した。
創立70周年を記念したスペシャルエディションモデル。1970年代初期発売の「4310」のデザインを継承し、現代のスタジオモニタースピーカーとして求められる音響性能を追求した。低域ユニットには、上位モデルの「4429」に搭載している12インチ(300mm)径ウーファー、中域ユニットは、5インチ(125mm)径パルプコーン・ミッドレンジ、高域ユニットには、1インチ(25mm)径アルミ・マグネシウム合金ドームツイーターを採用。
ネットワーク回路は、ウーファーのフルレンジ接続を採用せず、ウーファーにローパスフィルターを追加したピュア3ウェイネットワークに変更。モニターとしての粒立ちの良さを実現したとする。そのほか、スペックはインピーダンス6Ω、許容入力100W、出力音圧レベル90dB、周波数特性44〜40kHzなど。サイズはおよそ幅362×奥行き301×高さ597mmで、重量はおよそ25.2kg。
価格はペアで28万800円。12月下旬発売。