使い勝手のいいタッチパッド
「dynabook AZ65/B」が搭載しているタッチパッドは、反応がかなり良い。軽く触れた程度でもしっかり動いてくれるため、腕の力の弱い小さなお子さんでも操作しやすいだろう。文字入力中に触れてしまう癖があるなら、ファンクションキーを使ってタッチパッドのオン/オフを適宜切り替えるといい。また、USB接続のマウスをつなぐと、タッチパッドを自動的にオフにする設定もあり、利用スタイルに合わせて使い分けられるようになっている。この辺りのきめ細やかさは、国産メーカーならではだ。
重めの作業でもストレスなしの処理能力
テキスト編集やブラウジングといった作業の場合、「dynabook AZ65/B」の利用中にストレスを感じることはまったくない。Core i7-6500U+8GBメモリーという構成はさすがに快適で、負荷がかかることはないだろう。別途動画再生やブラウザゲームなども平行して行なってみたがが、ひっかかりを感じるようなこともなかった。
また「dynabook AZ65/B」は、ストレージがSSDであるおかげで、Windowsの起動はもちろん、アプリの挙動も非常にキビキビしている。試しに、起動に比較的時間がかかり、処理も重くなりがちなアプリのひとつとしてAdobe Photoshop CCをインストールしたところ、ほとんど待たされることがなく起動した。ザックリとテストした程度だが、簡単な写真編集作業ならストレスなく行なえるだろう。一般的な家庭やオフィスで行なう作業程度なら不満を感じることはなさそうだと改めて確認できた。
外付けグラフィックス機能を搭載していないので、たとえば業務レベルの写真や動画の編集などには難があることは予想できるが、趣味で絵を描いたりする程度なら無理なく対応してくれるだろう。
主なスペック | |||
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製品名 | dynabook AZ65/B 2016冬 Webモデル | ||
店頭想定価格(税別) | 直販価格17万5000円から (Room1048会員/東芝ID価格9万3000円から、11月16日現在) |
直販価格18万1000円から (Room1048会員/東芝ID価格9万8000円から、11月16日現在) |
直販価格19万5000円から (Room1048会員/東芝ID価格11万5000円から、11月16日現在) |
本体色 | プレシャスブラック、リュクスホワイト、サテンゴールド | ||
CPU | Intel Core i7-6500U(2.5GHz) | ||
メインメモリー(最大) | 8GB(16GB) PC3L-12800(DDR3L-1600) | ||
ディスプレー(最大解像度) | 15.6型フルHD(1920×1080ドット)、バックライト | ||
グラフィックス機能 | Intel HD Graphics 520(CPU内蔵) | ||
ストレージ | 約1TB ハイブリッドドライブ(SSHD) | 約256GB SSD | 約512GB SSD |
光学式ドライブ | BDXL対応Blu-ray Discドライブ | ||
LAN機能 | 無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ac)、有線LAN(1000BASE-T) | ||
インターフェース | USB 3.0端子×2、USB 2.0端子×2、HDMI端子、Bluetooth 4.0 | ||
ブリッジメディアスロット | SD/SDHC/SDXC対応 | ||
カメラ | 約92万画素Webカメラ | ||
キーボード | 106キー(テンキー付き)、キーピッチ:約19mm、キーストローク:約1.5mm | ||
サウンド機能 | オンキヨー製ステレオスピーカー、デュアルマイク、マイク・ヘッドホン兼用端子 | ||
セキュリティ | 指紋センサー、TPM 2.0など | ||
本体サイズ | 約幅379×奥行き258×高さ23.7mm | ||
重量 | 約2.4kg | ||
バッテリー駆動時間 | 約6.5時間 | ||
OS | Windows 10 Home(64bit) | ||
オフィス | なし/Microsoft Office Home & Business Premium プラス Office 365 サービス |