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読書は「書籍」から「電子書籍」に移行か…9月ネット購買世帯支出

2016年11月16日 09時10分更新

記事提供:通販通信

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image 総務省が15日発表した「家計消費状況調査」9月分(確報)によると、1世帯(二人以上)の9月のネットショッピング支出額は、前年同月比3.5%増の8141円となった。

 
 ネットショッピング利用1世帯の支出額は、同1.2%減の2万9500円。ネットショッピング利用世帯の割合は、同1.2ポイント増の27.6%だった。
 
 支出額では、「旅行関連費」が最も多い2018円(同10.9%増)で、2位が「食料」で1234円(同10.3%増)、3位は「衣類・履物」で804円(同4.7%減)だった。
 
 増減率では、「贈答品」がトップの24.5%増で、2位は「デジタルコンテンツ」で同12.9%増だった。以下、「化粧品」(同12.5%増)、「旅行関係費」(同10.9%増)、「食料」(同10.3%増)と続いた。「デジタルコンテンツ」のうち「電子書籍」は同73.3%増と前月に続き増加傾向が続いている。「健康食品」は増減なしだった。

 マイナスが大きかったのは、「音楽・映像ソフト、パソコン用ソフト、ゲームソフト」(同12.9%減)、「書籍」(同5.6%減)、「衣類・履物」(同4.7%減)だった。

 「書籍」の減少傾向が続き、「電子書籍」の増加傾向が続いていることから、家庭での読書が書籍から電子書籍に移行している傾向が見て取れた。

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