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ファーウェイ通信 第34回

ライター加藤が実際に1週間持ち歩いてみた!

実力派の2in1 Windowsタブ「HUAWEI MateBook」の魅力大発見!

2016年11月24日 11時00分更新

文● 加藤肇、アスキー編集部 編集● ASCII.jp

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ライターの筆者にも便利なペン入力
手書きでPDFファイルに校正作業!

 ライターである筆者がMateBookの活用法として特に有益に感じたのが、スタイラスペンの「MatePen」(税抜7800円)を使って、PDFや画像ファイルに自由に書き込みをするという操作だ。紙媒体の校正に文字の直しを入れたり、写真に修整の指示を入れたりするのには、手書きが一番しっくり来るからだ。

スタイラスペンの「MatePen」もオプションで用意されている。ペン入力での利用はもちろん便利な機能も用意されている

 MatePenにはワコムの技術が採用されており、2048段階の筆圧感知に対応。校正に直しを入れる程度の作業ならそこまでの精緻さは必要ないだろうが、繊細な手描きの感覚が味わえるためイラスト作成にも向いている。またペン機能のほかに、レーザーポインターやプレゼンのリモコンにもなるのはうれしい“おまけ”と感じた。

紙資料にペンで赤入れするのと同じような操作が可能だ

 解像度2160×1440ドットと高精細なディスプレーも、ペン入力の作業では効率性アップに貢献している。というのもMateBookの画面の縦横比は3:2なので、比率的にも本体サイズ的にもA4用紙に近い感覚で作業できるためだ。

3:2の縦横比も利便性を高めている1つの要素

クリック感がしっかりとあるオプションのキーボード
ドックも購入を検討したい

 ライターの仕事において、最も多くの時間を占めている作業はやはりテキスト入力だが、これにはMateBookキーボードを用意するのが一番楽になる。「キーボードにはある程度のクリック感が必要!」というユーザーは多いと思うが、筆者もその一人。MateBookキーボードは入力時の「カクッ」というクリック感が心地よく、快適に打ち続けることができる。キーピッチもパームレストエリアも広く、入力していて窮屈さはまったく感じない。また付け加えておきたいのが、Enterキーの大きさも含めて、しっかりとした日本語配列になっている点。当たり前とは言え、オプションも含めて基本がしっかりしている製品なのだ。

ノートPCと同じようにキーボード入力が可能。もちろんキーは日本語配列だ

 なお、MateBookキーボードは、本体との接続のための専用の接点を装備している。無線方式での接続ではないため、ペアリングの作業は必要ない。締切が迫っている場合(筆者は常にそうなのだが……)には、出先のベンチなどでちょっとした時間を使って執筆作業をしたいことも多い。そんなときに、MateBookをバッグから取り出してサッと書き始められる。

もちろん膝上でキーボード操作も問題ない

 またMateBookキーボードのスタンド機能は、固定角度を下の写真のように約67度と約52度の2種類から選べる。MateBookを机の上に置いて使うのと、膝の上において使うのでは見やすい角度が変わってくるのだが、MateBookキーボードならばそのどちらにも対応できる。

画面の角度は状況に合わせて切り替えられる

 なお、さらに作業の効率を高めたいのならば、拡張ドックの「MateDock」も揃えたいところ。D-sub15ピン/HDMIの映像出力端子に加えて、有線LAN端子、USB Type-C/Type-A端子をコンパクトにまとめたもので、持ち運び用のカバーも付属する。Type-C端子経由で本体を充電しながらの各端子の利用も可能だ。オプション(税抜9800円)とは言え、外出先でプロジェクターなどに接続してプレゼンする機会が多いような人であれば、利用価値は大きいはずだ。

自宅や職場などで本格的に利用したいのなら、MateDockも用意したいオプションだ

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