10月27日に発表された新型のMacBook Proでは、マグネット式の充電ケーブル「MagSafe」が廃止された。
MagSafeは、本体とマグネットで接続し、何かにひっかけてもマグネットが外れることでMacBook本体が机から落ちたり、衝撃を受けたりするのを防ぐというもの。歴代のMacBookに搭載され、人気のある仕様だったために、残念に思っている読者も多いのではないだろうか。
新しいケーブル、ひっかけたら外れる?
上の写真がMacBookに付属する新型のアダプター。ケーブルは両端がUSB Type-Cで、どちらを本体/アダプターに接続してもOK。これはこれで便利だ。
MacBook ProのUSB Type-C端子はすべてが給電に対応しているため、どこに挿しても充電が可能。従来は左からしか電源がとれなかったため、部屋のスペースの都合などで不自然なケーブルの取り回しを強いられていた場合もあるのではないだろうか。この点、新しい仕様なら部屋やデスクの都合に合わせた接続が可能だ。
ひっかけないように注意!
アップルのことなので、MagSafeからUSB Type-Cに変わっても強い力で引っ張ぱればケーブル抜けるようになっているかと思ったが、どうやらそうでもないようだ。
なお、さまざまな角度から引っ張ってみたところ、コネクターに対し垂直方向に力がかかった場合は、比較的弱い力でもケーブルは抜けるようになっている。水平や斜め方向に引っ張る力がかかると、場合によっては本体ごと引っ張られるかもしれない。高いところに設置する際は、配線に気を配りたい。ケーブルを床に這わせる場合、万が一足を引っ掛けた際にも、コネクターに対して垂直方向の力がかかるようにしておくといいだろう。