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数千個単位の仮想デバイスで動作や負荷の検証が可能

Fusic、疑似デバイスでIoT開発を促進する「mockmock」β版リリース

2016年11月14日 07時00分更新

文● 大谷イビサ/TECH.ASCII.jp

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 福岡のIT企業であるFusicは、IoT開発からデバイスによる制約を取り除くことを目的としたサービスとして11月10日に「mockmock(モックモック)」のβ版をリリースした。

mockmockのサービスロゴ

 mockmockでは、クラウド上に仮想デバイス(mock)を作成し、利用中のサーバーに疑似データを届けられる。デバイスは、データのフォーマットや値の生成ロジックを設定すれば、希望の宛先まですぐに疑似データを送信できる。仮想デバイスは、いつでも、いくつでも作成でき、実体のあるデバイスでは実現困難な数千個単位の検証も可能。データフォーマットは自由に編集でき、エラーデータの動作検証も可能。動作検証や負荷検証が手軽に実施できるようになり、開発効率の向上やシステムの信頼性向上が見込めるとのこと。

 サービスはAWS IoT対応、HTTP(S)/MQTT対応。mock5台を2017年3月末まで無料体験できるβ版モニターを募集中とのこと。

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