楽天(株)は31日、韓国の大手インターネットサービス企業SK planet社が運営する通販サイト「11STREET(イレブンストリート)」に楽天市場の旗艦店を出店した。
同旗艦店では、楽天市場の出店者の人気商品を、韓国の消費者に向けて販売する。まずは美容品、ファッション雑貨、スポーツ用品など、韓国で人気が高い商品を中心に販売し、順次、商品ジャンルを拡大する。旗艦店に参画する店舗は、商品ページの翻訳や制作、配送などをサポートし、コンサルティングやカスタマーサポートも行うため、店舗は国内の消費者に販売するのと同様の手順で、韓国市場に参入できる。
同社はこれまで、韓国最大級のECサイト「Gmarket」、中国EC大手の「JD.com」「kaola.com」などのECサイトと提携し、旗艦店を出店してきた。今後も「Rakuten Global Market」や海外ECサイトと提携し、出店店舗の海外進出を支援する。